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リカバリーとバックアップ

データの保護


パソコンは同じ調子で使い続けていけるものではない。ウイルス感染、ソフトの不具合や設定ミス等により、正常に動作しなくなる。原因がわかれば対処できるが、原因が分かりにくい場合が多く、リカバリーしか方法がない場合もめずらしくない。
パソコンが不調になったら、不調になる前の状態にもどせたら・・・。
しかし、システムより重要なのが、マイデータ(メール、Office文書、画像、他)。

標準機能は
・WindowsXPのシステム復元 
・Microsoftバックアップ
  システムとマイデータを保存できる
  しかし、復旧する際、OSの製品CDとFDドライブが必要。
  最近は使えないパソコンがほとんど。
以上はシステムの専門家の調査用だったり、また制約が多いため、以下の方法をした方がよい。

バックアップの常識
まず、システムとマイデータを別々のドライブに分け、システム不調時リカバリーしてもマイデータは助かる。さらに、HDDの故障時の対策としては、マイデータを別のドライブにコピーしておく。

Dドライブを作り、Dドライブにマイデータを保存

HDD増設によりデータを二重化する


[Dドライブにマイデータを保存]
Cドライブにシステムとマイデータを保存している場合、システムに不具合が発生した場合、修復が困難なときは、「リカバリー」(システムを購入時の状態に戻す)できれいに戻せる。しかし、マイデータは消えてしまう。また、ネットワーク関連の設定やインストールしたソフトは消え、1から設定,インストールのし直しが必要となる。
Dドライブにマイデータを保存していれば、システムに不具合が発生してもDドライブは安全のため、マイデータは失われることはない。しかし、HDが物理的に壊れた場合は復旧できないので、HDDの追加をしてマイデータを保存しておけば安心です。

現在のあなたのパソコン(HDD)の状態
・Cドライブのみ ====> a または b
・Cドライブと小容量のDドライブ ====> a または b
・Cドライブと大容量のDドライブ ====> マイデータの移行

  a.HDDの追加(くわしくはこちら)
  b.HDD内のドライブをパーティション分けする(くわしくはこちら)
 また、2の場合はDドライブの容量を増やす

マイデータの移行
Dドライブが準備できたら、マイデータの移行を行う。
・マイドキュメント
・メールデータ(メール本文)
・マイドキュメント以外のマイデータ
・お気に入り(Webブラウザに登録したブックマーク)
・アドレス帳
・メールのアカウント情報(ユーザー名、サーバー名、パスワードなど)
・ユーザー辞書
・インターネット一時ファイル(ユーザー名、パスワード、Cookieなど)

マイデータの移行方法はこちら


イメージバックアップ
マイデータを移し終わっても、重要なデータは残っている。ネットワーク設定やインストールしたソフト、その他設定等だ。標準のリカバリーではこれらは消えてしまう。
イメージバックアップソフトの利用を紹介する。
イメージバックアップソフトは、現在のHDDの状態を凍結し、ひとかたまりのファイルとして保存できる。
Dドライブにこのイメージファイルを保存し、システム不調時は、Cドライブに復元すれば、設定等はそのまま凍結時の状態に戻せる。

イメージバックアップソフトは、以下の市販のソフトを使う。


普段のマウス操作だけでWindowsシステムのバックアップ(保存)とリストア(復元)を可能。抜群の操作性と高性能を誇るバックアップソフトの最高峰!バージョンアップのたびに従来のバックアップソフトの常識を打ち破る。新機能「Windows-ROM作成機能」を追加。Cドライブに不具合が起こってPCが起動しなくても作成しておいたWindows-ROMからPCが起動し、復元することができます。


わかりやすいWindowsインターフェースを使ってシステム全体のバックアップ/復元が簡単にできる。ホットイメージング機能により、再起動することなくWindowsを使用したままシステム全体のバックアップを作成できる。新たに、ハードディスク全体ではなく、指定したファイルやフォルダだけをバックアップすることができるようになった。ハードディスク全体をバックアップするのに比べて、短時間で済むという利点があり、また、写真や文書など、ファイル種類を指定してバックアップすることもできる。


ファイルバックアップ機能を搭載。ファイル・フォルダ単位でのバックアップが可能になり、データパーティションの必要な場所だけをバックアップする事ができるようになった。Windowsが起動できなくなった場合にWindows起動をしながら復元処理を行うことでディスク全体を復元することができ、システム障害が発生した場合でも迅速にWindowsを起動することが可能になった。

ハードディスクがクラッシュしてしまった場合など、万一に備えてリカバリーCD/DVDを作成することもでき、CD/DVDから起動することでシステム全体をバックアップ時点に戻すことができる。また、ハードディスク内にバックアップ専用の隠し領域を作成することができ、パーティションソフトなどで誤って削除することもなく、リカバリーCD/DVDを作成しなくても安全にバックアップを行なうことが可能。製品CDから起動してバックアップ/リストアを行うこともできます。



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